Fundamental and clinical studies on endometriosis

In: Juntendo Medical Journal · 1989 · vol. 35(2) , pp. 188–197 · doi:10.14789/pjmj.35.188 · W2331218215
article OA: diamond CC0

Abstract

子宮内膜症の治療効果のばらつきの原因を検索するために, 子宮内膜症を発生部位別に子宮筋層・卵巣・漿膜に分類し, その統計的頻度・組織学的特徴・エストロゲン-レセプター局在・ホルモン療法の効果につき検討し, 以下の結果を得た. 1) 発生頻度は子宮筋層59.8% 卵巣・漿膜25.2% 合併15.0%であった. 卵巣・漿膜の発生は他に比較して若年層に多発した. 2) 組織学的特徴では, 子宮筋層のものは正所性子宮内膜に比較的類似した形態であった. 卵巣・漿膜では, 組織破壊が進んでいるものが多かった. 3) エストロゲン-レセプターは核内に局在し, 陽性率は正所性内膜増殖期が100%であるのに, 子宮筋層では56% 卵巣では0%と低下していた. 4) 妊娠では71% 偽妊娠療法では40%にホルモン効果がみられた. 特に妊娠での効用が著明であった. 偽閉経療法による子宮筋層のものへの効果は認められなかった.

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openalex
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