Tomonobu Gion
No ORCID on file
· 1 paper in corpus
· active 2018
肛門部子宮内膜症は稀な肛門疾患で,分娩時に子宮内膜組織片が会陰切開創に移植することで発生する.今回,肛門部子宮内膜症の5例を経験した.初診時の年齢は30~43歳で,主訴は肛門の腫れと痛みであり,最終分娩から初診まで2~16年経過していた.全例に肛門前方の圧痛を伴う硬結を認めたが,皮膚の発赤や黒色変化を伴う皮膚隆起型が3例,皮膚表面には変化を認めない皮下硬結型は2例であった.肛門管超音波検査では低エコー腫瘤と描出され肛門管との連続は認めなかったが,皮下硬結型では肛門括約筋への浸…