Yukihiko Tokunaga

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article 2012
·doi:10.4030/jjcs.37.1176

子宮内膜症は子宮内膜が異所性に増殖したもので,鼠径部発生例は少なく,なかでも子宮内膜症の症状を欠くsilent typeは非常に頻度が低い.症例は32歳女性.左鼠径部に腫瘤を自覚したが無症状であった.超音波検査で囊胞性部分と充実性部分を持つ直径2cmの腫瘍を認め,周囲組織を含めて摘出した.病理組織所見で子宮内膜腺管を認め,免疫組織染色でエストロゲンレセプター,プロゲステロンレセプター,CD10陽性で,異所性子宮内膜症と診断した.発生機序について子宮内膜組織に由来する説と子宮内…