Hiroaki Tanno

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article 2019
Nihon Gekakei Rengo Gakkaishi (Journal of Japanese College of Surgeons) ·doi:10.4030/jjcs.44.999

症例は36歳,女性.一年前に右足の付け根の膨隆に気づいた.容易に用手還納可能だったが,徐々に還納しづらくなったため当院受診.鼠径靭帯より尾側の大腿動脈近傍に膨隆を認め,右大腿ヘルニアの診断で手術目的に入院となった.腹腔鏡下ヘルニア根治術を施行.ヘルニア門は大腿輪で大腿ヘルニアの所見であり,囊胞性腫瘤が嵌頓していたため体外より用手的に還納した後,切除しヘルニア門を修復した.囊胞壁の病理組織学的検査では一部の領域において,腺管構造を認め,ER陽性を示す子宮内膜症病変と考えられた.…