Yasunao Ishiguro

No ORCID on file · 1 paper in corpus
article 2022
·doi:10.4030/jjcs.47.552

症例は47歳,女性.便秘症の精査で施行した下部消化管内視鏡検査で,虫垂開口部に突出する腫瘤を認め,精査加療目的に当科紹介となった.組織生検では,悪性所見を認めなかった.腹部造影CTでは回盲部に造影効果を伴う充実性腫瘤を認め,虫垂腫瘍または虫垂子宮内膜症を疑い,待機的に腹腔鏡下手術の方針とした.術中所見では,虫垂は確認できず,盲腸内に虫垂が重積しており,虫垂のみの切除は困難なため,腹腔鏡下盲腸切除術を施行した.病理組織学的検査では,粘膜下層から漿膜下層にかけて類内膜腺管が点在す…