Tohru Tani

No ORCID on file · 1 paper in corpus
article 2010
·doi:10.5833/jjgs.43.466

26歳の女性で,4年前より子宮内膜症既往がある.1年前から左鼡径部に月経周期に伴い症状が変化する有痛性腫瘤を自覚していた.CT,MRIでは左鼡径部に辺縁に造影効果のある多房性嚢胞を認めた.左鼡径部の外性子宮内膜症を疑った.全身麻酔下に右卵巣内膜症性嚢胞に対して腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術と鼡径部腫瘤摘出手術を行った.腹腔内から左内鼡径輪開存を観察し,前方アプローチにて鼡径管を開放すると暗赤色の腫瘤をヘルニア嚢内に確認した.ヘルニア嚢を高位結紮し,Marcy法にてヘルニア門を閉…