Hiroyuki Kato
ORCID: 0000-0001-8739-533X
· 1 paper in corpus
48歳女性.排便時出血の主訴で前医を受診し,下部消化管内視鏡検査にて虫垂口に発赤を伴う粘膜下腫瘤を認めた.CT,超音波検査でも嚢胞性病変が指摘され,虫垂粘液嚢腫の診断で腹腔鏡下回盲部切除術(D2)を施行.病理組織学的検査にて虫垂子宮内膜症の診断となった.虫垂粘液嚢腫の所見を呈する疾患として,虫垂粘液腺腫,虫垂粘液嚢胞腺癌のほかに非腫瘍性嚢胞が含まれる.上記疾患は画像上否定することは困難であり,多くの場合で診断・治療目的に手術が行われることが多い.本症例のように虫垂子宮内膜症を…