T. Mase
ORCID: 0009-0003-6071-550X
· 1 paper in corpus
症例は45歳女性で,4年前に第2子を出産後,肛門膣間に疼痛を伴う硬結を自覚していた.最近疼痛が増悪してきたため当科受診した.肛門膣間右側に分娩時の会陰切開痕を認め,直下に可動性のない径4cmの硬結を触知した.会陰部痛は月経周期に付随していた.CA125が高値を示し,MRI(T2WI)では低信号の腫瘤の内部に点状の高信号域を認めた.生検にて会陰部子宮内膜症と診断した.腫瘍が肛門括約筋に広く浸潤していたため,肛門機能を温存した腫瘍全摘は困難と判断.45歳と閉経に近く挙児希望がない…