Terutada Kobayashi
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症例は42歳女性で,3年前から臍部に腫瘤を触れ,2カ月前から疼痛も生じたため来院した.来院時,臍部に径2cm大で圧痛を伴う,表面平滑な弾性硬の腫瘤を触知した.なお腫瘤から出血や排膿はなく,疼痛は月経周期と一致しなかった.腹部CT検査や超音波検査では臍部に2.0×1.5cm大で内部不均一な腫瘤を認め,子宮左側に4cm大の嚢胞状構造を認めた.臍部子宮内膜症を疑い,腹腔内を検索するため最初に腹腔鏡検査を施行した.臍直下の腹壁に軽度の膨隆を認めたが,腸管や腹膜に異常所見は認めなかった…