Toshinobu Nakatsu

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article 2013
·doi:10.3919/jjsa.74.1326

腸管子宮内膜症は,子宮内膜組織が腸管壁内で異所性に増殖して様々な臨床症状をきたす良性疾患である.しかし,腫瘍的性格を有し,前癌病変となる可能性がある.今回われわれは,所属リンパ節にも内膜組織を認めた直腸子宮内膜症の1切除例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.症例は44歳の女性で,腹部膨満感・腹痛を主訴に当院を受診.S状結腸内視鏡で,直腸S状部に内腔狭窄をきたす乳頭状ポリープの集簇を認めた.生検では再生性変化と考えられ,悪性所見は認めなかった.CTでは,直腸S状部に全周…