{"paper_id":"f3b4f272-9004-427e-8820-ca2aee527cb8","body_text":"子宮内膜症におけるprostaglandins産生と月経痛発来機序に関する研究\n1994 年 70 巻 1 号 p. 43-56\n詳細\n抄録\n子宮内膜症および非子宮内膜症の卵巣および子宮組織におけるPGs産生を月経周期別に測定して, 次の成績を得た。\n1)子宮腺筋症では, PGsの産生が高く, 特に分泌期, 月経期の子宮腺筋症組織では6-keto PGF1αの産生が高かった。\n2)子宮内膜症性卵巣嚢腫組織でのPGs産生は正常卵巣組織や非子宮内膜症性卵巣嚢腫組織でのそれよりも有意に高かった。\n3)子宮内膜症では,月経痛が強くなるにつれて, PGs産生が高くなる傾向にあった。特に, 子宮腺筋症における月経痛の程度と6-keto PGF1αの産生との関係が著明であった。\n4)子宮腺筋症の内膜は, 月経期, 増殖期, 分泌期とも正常子宮の内膜, 子宮平滑筋腫の内膜と比べてPGsの産生が高かった。\n5)正常子宮内膜と正常子宮筋組織では6-keto PGF1α産生においてinteractionがみられた。\n1)子宮腺筋症では, PGsの産生が高く, 特に分泌期, 月経期の子宮腺筋症組織では6-keto PGF1αの産生が高かった。\n2)子宮内膜症性卵巣嚢腫組織でのPGs産生は正常卵巣組織や非子宮内膜症性卵巣嚢腫組織でのそれよりも有意に高かった。\n3)子宮内膜症では,月経痛が強くなるにつれて, PGs産生が高くなる傾向にあった。特に, 子宮腺筋症における月経痛の程度と6-keto PGF1αの産生との関係が著明であった。\n4)子宮腺筋症の内膜は, 月経期, 増殖期, 分泌期とも正常子宮の内膜, 子宮平滑筋腫の内膜と比べてPGsの産生が高かった。\n5)正常子宮内膜と正常子宮筋組織では6-keto PGF1α産生においてinteractionがみられた。\n© 一般社団法人 日本内分泌学会","source_license":"CC0","license_restricted":false}