{"paper_id":"92220a7f-88f0-40f2-a1ee-df4100238830","body_text":"症例報告\n術中に悪性腫瘍が疑われ腹腔鏡補助下S状結腸切除術を施行した腸管子宮内膜症の1例\n2023 年 76 巻 8 号 p. 533-537\n詳細\n抄録\n症例は45歳，女性．腹痛および血便を主訴に前医を受診した．下部消化管内視鏡検査でS状結腸に腫瘤を認め，生検ではGroup1であった．精査加療目的に当院へ紹介となった．生検および画像検査では確定診断に至らず，診断的治療目的に手術を行った．腫瘤は左卵巣動静脈および左外側大腿皮神経と癒着しており，悪性腫瘍による浸潤の可能性も考慮して，それらを合併切除し腹腔鏡補助下S状結腸切除術（D2郭清）を施行した．病理組織診断は腸管子宮内膜症で，悪性所見は認めなかった．術後は外来にて，再発予防のホルモン療法を行っている．腸管子宮内膜症の病変は粘膜下層以深に存在することが多く，生検による術前診断率は低い．以上の要点を中心に文献的考察を加え報告する．\n© 2023 日本大腸肛門病学会\nこの記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。\nhttps://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja","source_license":"CC0","license_restricted":false}