{"paper_id":"5d636633-43c3-42f1-b376-9aba89267f94","body_text":"症例報告\n腹腔鏡下切除を施行した腸閉塞を繰り返す難治性回腸子宮内膜症の1例\n2026 年 59 巻 3 号 p. 180-187\n詳細\n抄録\n腸管子宮内膜症は子宮内膜類似組織が異所性に増殖する疾患で，腸閉塞の原因となる．20～40代の女性に多く発症し，診断や治療方針の選択に難渋することが多い．本症例は27歳の女性で，月経発来とともに，繰り返す腸閉塞症状を認めていた．保存的加療では改善を認めず，前医で腹腔鏡下癒着剥離術が施行されたが，症状が再燃したため当院紹介となった．これまでの経過から，保存的加療による改善の見込みは乏しいと判断し，手術による切除の方針となった．回腸末端に病変は限局しており，腹腔鏡下回盲部切除術を施行した．術後3年1か月が経過し，これまでに症状の再燃は認めていない．今回，治療選択に難渋し2度の手術を必要とした，繰り返す腸閉塞を合併した回腸子宮内膜症の1例を経験した．\nこの記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。\nhttps://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/deed.ja","source_license":"CC0","license_restricted":false}