{"paper_id":"49a1d23e-2f85-47e6-bf5c-d367ecb780b3","body_text":"腸閉塞にて発症した回腸子宮内膜症の2例\n2002 年 63 巻 6 号 p. 1541-1545\n詳細\n抄録\n症例1は47歳,女性.腹痛,嘔吐を主訴に腸閉塞の診断で入院となった.イレウス管による加療施行したが,消化管穿孔を発症し緊急手術を施行した.手術所見では,回腸末端に4カ所の狭窄と口側の小腸に1カ所穿孔を認めた.穿孔部縫合閉鎖,回腸部分切除を施行した.症例2は43歳,女性.細菌性腸炎の診断で入院し,保存的加療で軽快したが,経口摂取開始後に腹痛,腹部膨満出現し腸閉塞と診断された.イレウス管による加療するも軽快せず手術施行した.手術所見では,回腸末端に悪性腫瘍を思わせる強度の狭窄を認めた.回盲部切除,リンパ節郭清術を施行した.症例1, 2ともに術後病理診断により回腸子宮内膜症と診断された.\n小腸子宮内膜症は腸閉塞で発症することが多いが,その術前,術中診断は困難である場合が多い.今回,自験例2例を含めた本邦報告例26例を検討したので報告する.\n小腸子宮内膜症は腸閉塞で発症することが多いが,その術前,術中診断は困難である場合が多い.今回,自験例2例を含めた本邦報告例26例を検討したので報告する.\n© 日本臨床外科学会","source_license":"CC0","license_restricted":false}