{"paper_id":"31bd5f98-f1ad-4946-a41a-3ca1bfc97a67","body_text":"腸閉塞をきたしたS状結腸子宮内膜症の1例\n1989 年 42 巻 3 号 p. 420-424\n詳細\n抄録\n腸管に発生した子宮内膜症が腸閉塞をきたすことは本邦ではきわめて少ない.われわれは, S状結腸に発生した子宮内膜症が腸閉塞をきたした1例を経験したので報告する.\n症例 : 29歳既婚女性.主訴 : 腹痛.既往歴 : 22歳時左卵巣嚢腫にて卵巣摘出術, 25歳時右卵管閉鎖開通術を施行.現病歴 : 昭和63年4月7日腹痛を生じ近医を受診.症状増強しイレウスにて人工肛門造設術を施行.4月16日再手術目的にて当科入院となった.注腸検査, 大腸内視鏡検査にて, 肛門縁より20cmの部位に完全閉塞が認められた.5月24日腸管子宮内膜症または悪性腫瘍を疑い開腹.術中迅速病理検査でS状結腸子宮内膜症と診断されS状結腸切除術を施行.術後Danazol投与によるホルモン療法を行い, 経過観察中である.\n症例 : 29歳既婚女性.主訴 : 腹痛.既往歴 : 22歳時左卵巣嚢腫にて卵巣摘出術, 25歳時右卵管閉鎖開通術を施行.現病歴 : 昭和63年4月7日腹痛を生じ近医を受診.症状増強しイレウスにて人工肛門造設術を施行.4月16日再手術目的にて当科入院となった.注腸検査, 大腸内視鏡検査にて, 肛門縁より20cmの部位に完全閉塞が認められた.5月24日腸管子宮内膜症または悪性腫瘍を疑い開腹.術中迅速病理検査でS状結腸子宮内膜症と診断されS状結腸切除術を施行.術後Danazol投与によるホルモン療法を行い, 経過観察中である.\n© 日本大腸肛門病学会\nこの記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。\nhttps://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja","source_license":"CC0","license_restricted":false}